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焼土
ふりがな文庫
“焼土”のいろいろな読み方と例文
旧字:
燒土
読み方
割合
やけつち
66.7%
しょうど
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やけつち
(逆引き)
此頃の
旱
(
ひでり
)
に
亀甲形
(
きつかふがた
)
に
亀裂
(
ひヾ
)
の
入
(
い
)
つた
焼土
(
やけつち
)
を踏んで、
空池
(
からいけ
)
の、日が
目
(
め
)
を
潰
(
つぶ
)
す計りに
反射
(
はんしや
)
する、白い大きな
白河石
(
しらかはいし
)
の橋の上に腰を
下
(
おろ
)
した。
蓬生
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
稗黍
(
ひえきび
)
の葉を吹く風もやや涼しく、熔岩とともにころがった
南瓜
(
かぼちゃ
)
の縁に、小休みの土地のもの二三人、
焼土
(
やけつち
)
の通り
径
(
みち
)
を見ながら、
飯盛
(
めしもり
)
の
彼女
(
きゃつ
)
は、赤い
襦袢
(
じゅばん
)
を新しく買った。
雪柳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
焼土(やけつち)の例文をもっと
(4作品)
見る
しょうど
(逆引き)
翌朝は
遥々
(
はるばる
)
と、下北沢の
親戚
(
しんせき
)
の家に厄介になりにいった。老母をリヤカーに乗せ、これを押しながら妻や子供は
焼土
(
しょうど
)
の町を行く。これは先発隊である。
親は眺めて考えている
(新字新仮名)
/
金森徳次郎
(著)
赭茶
(
あかちゃ
)
けた
焼土
(
しょうど
)
と、崩れかかった壁と、どこの誰とも判らぬ
屍体
(
したい
)
とが、到るところに見出された。
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
焼土(しょうど)の例文をもっと
(2作品)
見る
焼
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
土
常用漢字
小1
部首:⼟
3画
“焼”で始まる語句
焼
焼酎
焼夷弾
焼餅
焼鏝
焼火箸
焼跡
焼刃
焼麺麭
焼芋
検索の候補
土焼
土蔵焼
赤土焼売
赤土焼屋
“焼土”のふりがなが多い著者
金森徳次郎
与謝野寛
泉鏡花
海野十三