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焼土
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やけつち
ふりがな文庫
“
焼土
(
やけつち
)” の例文
旧字:
燒土
此頃の
旱
(
ひでり
)
に
亀甲形
(
きつかふがた
)
に
亀裂
(
ひヾ
)
の
入
(
い
)
つた
焼土
(
やけつち
)
を踏んで、
空池
(
からいけ
)
の、日が
目
(
め
)
を
潰
(
つぶ
)
す計りに
反射
(
はんしや
)
する、白い大きな
白河石
(
しらかはいし
)
の橋の上に腰を
下
(
おろ
)
した。
蓬生
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
稗黍
(
ひえきび
)
の葉を吹く風もやや涼しく、熔岩とともにころがった
南瓜
(
かぼちゃ
)
の縁に、小休みの土地のもの二三人、
焼土
(
やけつち
)
の通り
径
(
みち
)
を見ながら、
飯盛
(
めしもり
)
の
彼女
(
きゃつ
)
は、赤い
襦袢
(
じゅばん
)
を新しく買った。
雪柳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「
焼土
(
やけつち
)
ばかりです。附近に、家らしいものは、一軒も見えません」
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
初雄
焼土
(
やけつち
)
になろう、野原に
焦
(
こ
)
げようという場合であるです。
夜叉ヶ池
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
焼
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
土
常用漢字
小1
部首:⼟
3画
“焼”で始まる語句
焼
焼酎
焼夷弾
焼餅
焼鏝
焼火箸
焼跡
焼刃
焼麺麭
焼芋