“稗黍”の読み方と例文
読み方割合
ひえきび100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
稗黍ひえきびの葉を吹く風もやや涼しく、熔岩とともにころがった南瓜かぼちゃの縁に、小休みの土地のもの二三人、焼土やけつちの通りみちを見ながら、飯盛めしもり彼女きゃつは、赤い襦袢じゅばんを新しく買った。
雪柳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)