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稗飯
ふりがな文庫
“稗飯”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひえめし
85.7%
ひえいい
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひえめし
(逆引き)
些し困るのぢや、私は神樣に使はれる身分で、何も食物の事など構はんのぢやが、
稗飯
(
ひえめし
)
でも構はんによつて、もつと安く泊める家があるまいかな。
赤痢
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
茂助は、さっそく
稗飯
(
ひえめし
)
を
炊
(
た
)
き、味噌梅干など添えて、自分とも、十人分ほどの弁当を作った。
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
稗飯(ひえめし)の例文をもっと
(6作品)
見る
ひえいい
(逆引き)
こんな雨もりだらけな屋根の下で、年じゅう、
芋粥
(
いもがゆ
)
や
稗飯
(
ひえいい
)
ばかりをかみつぶし、秋といっても、月見の
御宴
(
ぎょえん
)
に伺えるではなし、春が来ても、
豊楽殿
(
ほうらくでん
)
のお花見などは、他人のこと。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
稗飯(ひえいい)の例文をもっと
(1作品)
見る
稗
漢検準1級
部首:⽲
14画
飯
常用漢字
小4
部首:⾷
12画
“稗”で始まる語句
稗
稗史
稗蒔
稗田阿礼
稗粥
稗貫
稗官
稗搗節
稗勝
稗粟
“稗飯”のふりがなが多い著者
高浜虚子
吉川英治
石川啄木