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稗官
ふりがな文庫
“稗官”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はいかん
66.7%
ひくわん
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はいかん
(逆引き)
ジョン・ダンロプ中世末のイタリアの
稗官
(
はいかん
)
どもが争うて残酷極まる殺人を描くに
力
(
つと
)
め、姦夫の男根を姦婦の頸に繋いだとか
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
正当なる歴史を標榜する史籍さえ往々
不穿鑿
(
ふせんさく
)
なる史実を伝えて毫も怪しまない時代であるから、ましてや
稗官
(
はいかん
)
野乗
(
やじょう
)
がいい加減な
出鱈目
(
でたらめ
)
を列べるのも少しも不思議はない。
八犬伝談余
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
稗官(はいかん)の例文をもっと
(2作品)
見る
ひくわん
(逆引き)
桂川中良も亦知らざるなり。今東光も亦知らざるなり。知らざるを以て知らざるを
嗤
(
わら
)
ふ、山客亦何ぞ嗤はざるを得んや。
按
(
あん
)
ずるに
鍾馗
(
しようき
)
大臣の如き、
明皇
(
めいくわう
)
夢中に見る所と
做
(
な
)
すは
素
(
もと
)
より
稗官
(
ひくわん
)
の
妄誕
(
まうたん
)
のみ。
八宝飯
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
稗官(ひくわん)の例文をもっと
(1作品)
見る
“稗官”の意味
《名詞》
古代中国で民間のうわさなどを集めて稗史を作成し、天子に奏上した役人。転じて下級役人のこと。
(出典:Wiktionary)
稗
漢検準1級
部首:⽲
14画
官
常用漢字
小4
部首:⼧
8画
“稗官”で始まる語句
稗官小説
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