トップ
>
稗官
>
はいかん
ふりがな文庫
“
稗官
(
はいかん
)” の例文
ジョン・ダンロプ中世末のイタリアの
稗官
(
はいかん
)
どもが争うて残酷極まる殺人を描くに
力
(
つと
)
め、姦夫の男根を姦婦の頸に繋いだとか
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
正当なる歴史を標榜する史籍さえ往々
不穿鑿
(
ふせんさく
)
なる史実を伝えて毫も怪しまない時代であるから、ましてや
稗官
(
はいかん
)
野乗
(
やじょう
)
がいい加減な
出鱈目
(
でたらめ
)
を列べるのも少しも不思議はない。
八犬伝談余
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
“稗官”の意味
《名詞》
古代中国で民間のうわさなどを集めて稗史を作成し、天子に奏上した役人。転じて下級役人のこと。
(出典:Wiktionary)
稗
漢検準1級
部首:⽲
14画
官
常用漢字
小4
部首:⼧
8画
“稗官”で始まる語句
稗官小説