“稗粟”の読み方と例文
読み方割合
ひえあわ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
稗粟ひえあわを一つかみ、縁へ、供養、と思って、出て、雪をかついで雪折れのした松の枝かと思う、倒れている人間のかたを見つけて、吃驚びっくりして、さらさらと刻んで飛ぶと、いつもお参りをかかしなさらない
稗粟ひえあわに細々生きてまで、露命の糸をつむいで来ようぞ
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)