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焼土
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しょうど
ふりがな文庫
“
焼土
(
しょうど
)” の例文
旧字:
燒土
翌朝は
遥々
(
はるばる
)
と、下北沢の
親戚
(
しんせき
)
の家に厄介になりにいった。老母をリヤカーに乗せ、これを押しながら妻や子供は
焼土
(
しょうど
)
の町を行く。これは先発隊である。
親は眺めて考えている
(新字新仮名)
/
金森徳次郎
(著)
赭茶
(
あかちゃ
)
けた
焼土
(
しょうど
)
と、崩れかかった壁と、どこの誰とも判らぬ
屍体
(
したい
)
とが、到るところに見出された。
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
東京市なんか、敵国の爆撃機が飛んできて、たった五
噸
(
トン
)
の爆弾を
墜
(
おと
)
せば、それでもう、大震災のときのような
焼土
(
しょうど
)
になるんです。そのとき敵の飛行機は、きっと毒瓦斯を投げつけてゆきます。
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
焼
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
土
常用漢字
小1
部首:⼟
3画
“焼”で始まる語句
焼
焼酎
焼夷弾
焼餅
焼鏝
焼火箸
焼跡
焼刃
焼麺麭
焼芋