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無者
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なきもの
ふりがな文庫
“
無者
(
なきもの
)” の例文
如何
(
いか
)
樣にも致し
無者
(
なきもの
)
にして我が子
佐
(
すけ
)
五郎に
家督
(
かとく
)
を
讓
(
ゆづ
)
り度思ふにより力を
添
(
そへ
)
呉
(
くれ
)
る樣にとの
頼
(
たの
)
みに付我が子の
愛
(
あい
)
に
迷
(
まよ
)
ふは凡夫の
常
(
つね
)
とは申ながら
扨
(
さて
)
は斯る巧みの有故に私し儀を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
して來りしぞ尋常に云て仕舞へ
何
(
どう
)
で
汝
(
われ
)
が
命
(
いのち
)
は
無者
(
なきもの
)
だ
幾
(
いく
)
ら隱しても
遁
(
のが
)
れる
譯
(
わけ
)
には
行
(
ゆか
)
ないぞコリヤ町役人油屋五兵衞を呼出すべしと云ければ
畏
(
かしこ
)
まり候と町役人走り行き油屋の
表
(
おもて
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
厭
(
いと
)
はず
勤
(
つと
)
め一人として
譽
(
ほめ
)
ざる者も
無者
(
なきもの
)
成
(
な
)
るに伊勢五の
店
(
たな
)
を
引負
(
ひきおひ
)
して請人方へ引渡されしは何か
譯
(
わけ
)
の有事成んと云も有ば久八は
白鼠
(
しろねずみ
)
所
(
どころ
)
か
溷鼠
(
とぶねずみ
)
で有たなどと後指をさす者も有しとかや六右衞門は久八を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
“無”で始まる語句
無
無暗
無頓着
無理
無垢
無花果
無事
無聊
無造作
無慙