“烏帽子岳”の読み方と例文
読み方割合
えぼしだけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のちになってから、烏帽子岳えぼしだけというがついたけれど、むかしは、ただ三角形かくがたやまとしか、られていませんでした。
うずめられた鏡 (新字新仮名) / 小川未明(著)
助手じょしゅ小田おださんが、かがみあたらしい木箱きばこにおさめて、北国ほっこく旅立たびだったのは、なつもなかばすぎたのことで、烏帽子岳えぼしだけのいただきから、奇怪きかい姿すがたをした入道雲にゅうどうぐもが、平野へいやおろしながら、うみほうへと
うずめられた鏡 (新字新仮名) / 小川未明(著)