火中ほなか)” の例文
しゅうたおのずとわたくしくちいてたのもそのときでございます。真嶺さねし、相摸さがむ小野おのに、ゆるの、火中ほなかちて、いしきみはも……。
春まひる向つ山腹やまはらに猛る火の火中ほなかに生るるいろのさやけさ
風隠集 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
火中ほなかに立ちて問ひし君はも
晶子詩篇全集拾遺 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
火中ほなかに立ちて
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)