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漁
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いさ
ふりがな文庫
“
漁
(
いさ
)” の例文
西洋の船にならって造った二本マストもしくは一本マストの
帆前船
(
ほまえせん
)
から、従来あった
五大力
(
ごだいりき
)
の大船、種々な型の荷船、便船、
漁
(
いさ
)
り
船
(
ぶね
)
、小舟まで
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
都のお勤めからは手前もいよいよ身を引潮の
漁
(
いさ
)
り歌と云うわけで、……何となくすずろな
憂身
(
うきみ
)
をやつしておりました最中だったもんで、何と申しますか
なよたけ
(新字新仮名)
/
加藤道夫
(著)
月明の海上にチラチラと
漁
(
いさ
)
り火のように見えだしたのも
烏賊
(
いか
)
採り舟ではありません——、あれは関所のお船手と、早川番所につめている大久保加賀守小田原の人数です。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
が、その中にたった一点、沖の
漁
(
いさ
)
り
火
(
び
)
のように赤く小さく
瞬
(
またた
)
くものがある。
母を恋うる記
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
〽沖に小さき
漁
(
いさ
)
り舟の、影
幽
(
かす
)
かなる月の顔……
名人地獄
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
“漁”の解説
漁(いさり、りょう)とは、人間がさまざまな漁具を用いて、水産資源を捕獲する行為のことである。また、さまざまな漁具の種類、用法によって類別される漁の方法のことを漁法という。
なお、漁をおこなう行為のうち、その労働的側面に着目する場合、漁撈といって区別するのが一般的である。また、趣味・娯楽として楽しむ漁の場合は、とくに遊漁といって区別する。
(出典:Wikipedia)
漁
常用漢字
小4
部首:⽔
14画
“漁”を含む語句
漁夫
漁場
漁師
漁舟
漁人
漁業
漁火
漁船
漁色
不漁
漁村
大漁
女漁
海保漁村
鴎外漁史
王漁洋
漁師原
川漁
樵漁
漁樵
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