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温気
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ぬくみ
ふりがな文庫
“
温気
(
ぬくみ
)” の例文
暑
(
あつ
)
い
時分
(
じぶん
)
ぢやが、
理屈
(
りくつ
)
をいふと
恁
(
か
)
うではあるまい、
私
(
わし
)
の
血
(
ち
)
が
湧
(
わ
)
いたせいか、
婦人
(
をんな
)
の
温気
(
ぬくみ
)
か、
手
(
て
)
で
洗
(
あら
)
つてくれる
水
(
みづ
)
が
可
(
いゝ
)
工合
(
ぐあひ
)
に
身
(
み
)
に
染
(
し
)
みる、
尤
(
もツと
)
も
質
(
たち
)
の
佳
(
い
)
い
水
(
みづ
)
は
柔
(
やはらか
)
ぢやさうな。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
暑い時分じゃが、
理窟
(
りくつ
)
をいうとこうではあるまい、
私
(
わし
)
の血が
沸
(
わ
)
いたせいか、
婦人
(
おんな
)
の
温気
(
ぬくみ
)
か、手で洗ってくれる水がいい
工合
(
ぐあい
)
に身に染みる、もっとも
質
(
たち
)
の
佳
(
い
)
い水は柔かじゃそうな。
高野聖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“温気”の意味
《名詞》
温かみ。
蒸し暑いこと。
体温が高いこと。熱気。
(出典:Wiktionary)
温
常用漢字
小3
部首:⽔
12画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“温”で始まる語句
温
温和
温泉
温順
温柔
温暖
温味
温泉宿
温泉場
温習