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洋
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なだ
ふりがな文庫
“
洋
(
なだ
)” の例文
その身は東海道を下り、写本は
葛籠
(
つづら
)
に納めて大回しの船に積み
出
(
い
)
だせしが、不幸なるかな、遠州
洋
(
なだ
)
において難船に及びたり。
学問のすすめ
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
(前略)鹿島の神宮に
詣
(
まう
)
で候へば、つい鹿島の
洋
(
なだ
)
を
外
(
よそ
)
に致し難く、すでに鹿島洋に出でて、その
豪宕
(
がうたう
)
なる海と、太古さながらの景を見るうちに、縁あつて陸奥の松島まで遊意飛躍
仕
(
つかまつ
)
り候事
大菩薩峠:32 弁信の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
……最初は九州の炭坑地方の河川で、慰み半分に工業用ダイナマイトを使って極く内々で遣っていた奴が、こいつは面白いというので玄海
洋
(
なだ
)
に乗り出すと、見る見る非常な勢いで氾濫し始めた。
爆弾太平記
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
八代
(
やつしろ
)
海、大村湾、千々岩灘、天草
洋
(
なだ
)
、有明海
等
(
とう
)
幾多の区分された海洋と、天草諸島をはじめ多数の
島嶼
(
とうしょ
)
と、更に屈曲極まりなき海岸線を持つ陸地との交錯によって、地理的に変幻無比の地形が
雲仙岳
(新字新仮名)
/
菊池幽芳
(著)
今頃は相模
洋
(
なだ
)
の海底でポツポツその用意に取り掛っているのであろう。
牧野富太郎自叙伝:02 第二部 混混録
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
洋
常用漢字
小3
部首:⽔
9画
“洋”を含む語句
大洋
洋傘
洋袴
洋盃
西洋人
洋服
洋刀
洋中
洋杖
洋妾
洋卓
洋銀
海洋
洋燈
西洋
洋杯
西洋料理店
西洋料理
洋書
洋盞
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