“洋銀”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ようぎん50.0%
ドル25.0%
ニッケル12.5%
メタル・ダルジェ12.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
死ぬ二日前、洋銀ようぎんまがいのつまらない指輪を左手の薬指にはめ、これお友達から記念にもらったものですから、死んだら、このままで焼いてくださいといったので、そのとおりにした。
春雪 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
たかといへるは洋銀ようぎんかんざし天神てんじんがへしのまげしたきながらおもしたやうにりきちやん先刻さつき手紙てがみしかといふ
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
金殿きんでんとも玉樓ぎよくろうとも心得こゝろえて、いつぞや四てう藥師樣やくしさまにてふてもらひし洋銀ようぎん指輪ゆびわ大事だいじらしう白魚しらをのやうな
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
伊勢屋八兵衛の名は、横浜に名高かった天下の糸平と比べられて、米相場にも洋銀ドル相場にも威をふるったものであった。
明治美人伝 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
洋銀ドル相場でのもうけは、商業とともに投機的で、鉄物屋の方が肌合が荒かったかともおもわれる。
映画で見るように、詰襟つめえりの制服に胸へ洋銀ニッケル証章バッジを付けた丸腰の警官隊が、棍棒を振りまわし、チュウイング・ガムを噛みながら八方へ飛んだ。
チャアリイは何処にいる (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
床の上にはナポレオン金貨(7)四枚と、黄玉トパーズの耳輪一個と、銀の大きなスプーン三個と、洋銀メタル・ダルジェの小さなスプーン三個と、金貨約四千フラン入りの袋二個とがある。