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洋銀
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ドル
ふりがな文庫
“
洋銀
(
ドル
)” の例文
洋銀
(
ドル
)
相場での
儲
(
もう
)
けは、商業とともに投機的で、鉄物屋の方が肌合が荒かったかともおもわれる。いってみれば唐物屋はインテリくさく、鉄商は鉄火だった。
旧聞日本橋:24 鬼眼鏡と鉄屑ぶとり(続旧聞日本橋・その三)
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
油堀は問屋町で、伊勢八は伊東八兵衛という水戸侯の
金子御用達
(
きんすごようたし
)
であった。伊勢屋八兵衛の名は、横浜に名高かった天下の糸平と比べられて、米相場にも
洋銀
(
ドル
)
相場にも威をふるったものであった。
明治美人伝
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
“洋銀”の解説
洋銀(ようぎん)とは、幕末から明治初期にかけての日本、および近世の中国に流入した外国製の銀貨のこと。特に断りが無い場合には1497年以後メキシコ(当初はスペイン領)を中心とする、スペイン系の中南米諸国で鋳造されて国際決済で長く用いられてきたSpanish dollar (メキシコドル/メキシコ銀)といわれる、量目420グレーンの8レアル銀貨を指す場合が多い。
(出典:Wikipedia)
洋
常用漢字
小3
部首:⽔
9画
銀
常用漢字
小3
部首:⾦
14画
“洋銀”で始まる語句
洋銀両替承