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死後
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しにおく
ふりがな文庫
“
死後
(
しにおく
)” の例文
生ぜしなれば然は我が身の
不義
(
ふぎ
)
より大切な
兄
(
あに
)
君を
亡
(
うしな
)
ひたるなり
日外
(
いつぞや
)
部屋
(
へや
)
にて
自害
(
じがい
)
せば此大變は起るまじきに
死後
(
しにおく
)
れたるこそ
口惜
(
くちをし
)
けれ今更死ぬとも
詮
(
せん
)
なけれども
切
(
せめ
)
ては命を
捨
(
すて
)
て成と兄君への申譯を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
己
(
おれ
)
も死のうと云うと一緒なら
死花
(
しにばな
)
が咲くと云ったじゃないか、己は
死後
(
しにおく
)
れて
死切
(
しにき
)
れないから
漸
(
ようや
)
く
堤
(
どて
)
へ上って、吾妻橋から飛込もうと思って来た処が、まだ人通りがあって飛こむ事もならねえから
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
客「まだ事は切れない、もう少し
此方
(
こちら
)
へ入れてくんな、
濡
(
ぬれ
)
てゝも
宜
(
よ
)
い、大方
然
(
そ
)
うだろうと思ったが全く
死後
(
しにおく
)
れたに違いない、
彌助
(
やすけ
)
お前
其処
(
そこ
)
を
退
(
ど
)
きな、何か薬があったろう、水を吐かせなければならん」
政談月の鏡
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
死
常用漢字
小3
部首:⽍
6画
後
常用漢字
小2
部首:⼻
9画
“死”で始まる語句
死
死骸
死人
死屍
死際
死霊
死去
死亡
死様
死別