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歸營
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きえい
ふりがな文庫
“
歸營
(
きえい
)” の例文
歸營
(
きえい
)
してから三
日目
(
かめ
)
の
朝
(
あさ
)
だつた。
中隊教練
(
ちうたいけうれん
)
が
濟
(
す
)
んで
一先
(
ひとま
)
づ
解散
(
かいさん
)
すると、
分隊長
(
ぶんたいちやう
)
の
高岡軍曹
(
たかをかぐんそう
)
は
我々
(
われわれ
)
を
銃器庫裏
(
ぢうきこうら
)
の
櫻
(
さくら
)
の
樹蔭
(
こかげ
)
に
連
(
つ
)
れて
行
(
い
)
つて、「
休
(
やす
)
めつ‥‥」と、
命令
(
めいれい
)
した。
一兵卒と銃
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
N
原
(
はら
)
の
出張演習
(
しゆつちやうえんしふ
)
は二
週間程
(
しうかんほど
)
で
過
(
す
)
ぎた。
我我
(
われわれ
)
は
日日
(
にちにち
)
の
劇
(
はげ
)
しい
演習
(
えんしふ
)
に
疲
(
つか
)
れきつた。そして、六
月
(
ぐわつ
)
の
下旬
(
げじゆん
)
にまたT
市
(
し
)
の
居住地
(
きよぢうち
)
に
歸營
(
きえい
)
した。
中根
(
なかね
)
の
話
(
はなし
)
はもうすつかり
忘
(
わす
)
れられてゐた。
一兵卒と銃
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
歸
部首:⽌
18画
營
部首:⽕
17画
“歸”で始まる語句
歸
歸途
歸依
歸京
歸宅
歸國
歸路
歸省
歸着
歸邸