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櫻草
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さくらさう
ふりがな文庫
“
櫻草
(
さくらさう
)” の例文
新字:
桜草
無數の異つた種類の苔が、その
凹地
(
くぼち
)
を埋めて、咲き亂れた
野生
(
やせい
)
の
櫻草
(
さくらさう
)
の中から、不思議な地面の光を放つてゐた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
櫻草
(
さくらさう
)
、
毛莨
(
うまのあしがた
)
、
鈴蘭
(
すゞらん
)
、
愼
(
つゝしみ
)
の足りない
接吻
(
せつぷん
)
よりも、おまへたちの
方
(
はう
)
が、わたしは
好
(
すき
)
だ。
滅
(
ほろ
)
んだ花よ、むかしの花よ。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
ホンノリ血の色が
透
(
す
)
いて
處女
(
しよぢよ
)
の
生氣
(
せいき
)
が
微動
(
びどう
)
してゐるかと思はれる、また其の微動している生氣を柔にひツくるめて
生々
(
うい/\
)
しく
清
(
きよらか
)
な肌の色==花で謂つたら、
丁度
(
ちやうど
)
淡紅色の
櫻草
(
さくらさう
)
の花に
髣髴
(
さもに
)
てゐる
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
一方には
黄楊
(
つげ
)
や、林檎や、梨や、
櫻桃
(
さくらんぼ
)
等の樹が立ち並び、他方の花壇には古めかしい樣々の花、
紫羅欄花
(
あらせいとう
)
や、
亞米利加撫子
(
アメリカなでしこ
)
、
櫻草
(
さくらさう
)
、三
色菫
(
しよくすみれ
)
などが
青萵
(
かはらにんじん
)
や
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
櫻草
(
さくらさう
)
、はつ春の
姉娘
(
あねむすめ
)
。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
▼ もっと見る
色
(
いろ
)
蒼
(
あを
)
ざめし
櫻草
(
さくらさう
)
海潮音
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
鈴を
頸環
(
くびわ
)
の
櫻草
(
さくらさう
)
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
櫻
部首:⽊
21画
草
常用漢字
小1
部首:⾋
9画
“櫻”で始まる語句
櫻
櫻桃
櫻色
櫻島
櫻町
櫻木君
櫻木大佐
櫻木大佐等
櫻木海軍大佐
櫻山