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横溢
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わういつ
ふりがな文庫
“
横溢
(
わういつ
)” の例文
七 然れども
子規
(
しき
)
の生活力の
横溢
(
わういつ
)
せるには驚くべし。子規はその生涯の大半を
病牀
(
びやうしやう
)
に暮らしたるにも
関
(
かかは
)
らず、新俳句を作り、新短歌を詠じ、更に又写生文の一道をも
拓
(
ひら
)
けり。
病中雑記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
待
(
ま
)
て、
旅
(
たび
)
といへば、
内
(
うち
)
にゐて、
哲理
(
てつり
)
と
岡
(
をか
)
ぼれの
事
(
こと
)
にばかり
凝
(
こ
)
つてゐないで、
偶
(
たま
)
には
外
(
そと
)
へ
出
(
で
)
て
見
(
み
)
たがよい。よしきり(よし
原
(
はら
)
すゞめ、
行々子
(
ぎやう/\し
)
)は、
麥
(
むぎ
)
の
蒼空
(
おほぞら
)
の
雲雀
(
ひばり
)
より、
野趣
(
やしゆ
)
横溢
(
わういつ
)
して
親
(
した
)
しみがある。
木菟俗見
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“横溢”の意味
《名詞》
横 溢(おういつ 別表記:汪溢)
水がいっぱいになるほどみなぎること。
気力などがあふれるほどに盛んなこと。
(出典:Wiktionary)
横
常用漢字
小3
部首:⽊
15画
溢
漢検準1級
部首:⽔
13画
“横”で始まる語句
横
横町
横柄
横面
横着
横浜
横合
横川
横臥
横腹