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がいさん
ふりがな文庫
“
概算
(
がいさん
)” の例文
好奇
(
ものずき
)
な
統計家
(
とうけいか
)
が
概算
(
がいさん
)
に依れば
小遣帳
(
こづかいちやう
)
に
元禄
(
げんろく
)
を
拈
(
ひね
)
る
通人迄
(
つうじんまで
)
算入
(
さんにう
)
して
凡
(
およ
)
そ
一町内
(
いつちやうない
)
に百「ダース」を
下
(
くだ
)
る事あるまじといふ。
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
これはほんの
概算
(
がいさん
)
ですが、先づ浪人上がりの金貨としては、お納戸町の惡五郎と言はれただけの事はあります。
銭形平次捕物控:114 遺書の罪
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
博士が十五年前に
装填
(
そうてん
)
した長期性時限爆弾に関して、問い合わせに殺到した官界財界その他ありとあらゆる職業部面の、
概算
(
がいさん
)
三千人の群衆からのがれるためであった。
時限爆弾奇譚:――金博士シリーズ・8――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
従
(
したが
)
つて越後と上野の国界とすべき所も
定
(
さだ
)
まり、
利根
(
とね
)
山奥の
広袤
(
こうばう
)
も
略
(
ほ
)
ぼ
概算
(
がいさん
)
するを得たり、此上は上越二国の間に
横
(
よこた
)
はれる
利根
(
とね
)
の山脈に
攀登
(
はんとう
)
し、国界を
定
(
さだ
)
めて之を
通過
(
つうくわ
)
し
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
が、
家宅捜索
(
かたくそうさく
)
をすると、
時価
(
じか
)
概算
(
がいさん
)
一
億円
(
おくえん
)
に
相当
(
そうとう
)
する
金塊
(
きんかい
)
、
白金
(
はくきん
)
、その
他
(
た
)
の
地金
(
ぢがね
)
が
居室
(
きょしつ
)
の
床下
(
ゆかした
)
から
発見
(
はっけん
)
されたため、ついに
包
(
つつ
)
みきれずして、
刈谷音吉
(
かりやおときち
)
毒殺
(
どくさつ
)
のてんまつを
自供
(
じきょう
)
するに
到
(
いた
)
つた。
金魚は死んでいた
(新字新仮名)
/
大下宇陀児
(著)
“概算”の意味
《名詞》
概 算(がいさん)
大体の計算。
《動詞》
大まかに計算する。
(出典:Wiktionary)
概
常用漢字
中学
部首:⽊
14画
算
常用漢字
小2
部首:⽵
14画
“概”で始まる語句
概
概略
概念
概括
概報
概説
概見
概況
概画
概目