“格恰”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かくかう50.0%
かっこう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お膝(ひざ)の前(まへ)に落(お)ちて居(ゐ)た、一(ひと)ツの方(はう)の手袋(てぶくろ)の格恰(かくかう)が出来(でき)たのを、私(わたし)は手(て)に取(と)つて、掌(てのひら)にあてゝ見(み)たり、甲(かふ)の上(うへ)へ乗(の)ツけて見(み)たり
化鳥 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
斜に構へて長柄の片手ハンマを振つてゐる意気な格恰(かくかう)を多く見て、さうした仕事を好きになつたのであつた。
ある職工の手記 (新字旧仮名) / 宮地嘉六(著)
彼はいかにも怠け者が重大事件にぶつかったとでもいうような格恰(かっこう)で巻煙草をふかしていた。
平林の村は、西と北とに山を負うて、東が展(ひら)けている。村の入口から出口までダラダラの坂で、道に沿うて川があるため、橋の工合、石垣のさま、その上の家の格恰(かっこう)、樋、水車なんどが面白い。
白峰の麓 (新字新仮名) / 大下藤次郎(著)