“無格恰”の読み方と例文
読み方割合
ぶかっこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三度五度、ついには全くその姿を失うて、車は大なるカーブを画き、南の方無格恰ぶかっこうな富士の頂を見た時、夢からめたような思いがした。そしてこの時ほど富士山を醜く見たことはない。
白峰の麓 (新字新仮名) / 大下藤次郎(著)