“無格好”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぶかくかう50.0%
ぶかっこう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中根なかねはあわてて無格好ぶかくかう不動ふどう姿勢しせいをとつたが、そのかほには、それがくせけたニヤニヤわらひをうかべてゐた。——またやられるな‥‥とおもつて、わたし中根なかねのうしろ姿すがたた。
一兵卒と銃 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
そのかわりにペンキ塗りの思想や蝋細工ろうざいくのイズムが、新開地の雑貨店や小料理屋のように雑然と無格好ぶかっこうに打ち建てられている最中に
写生紀行 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)