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東昌
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とうしょう
ふりがな文庫
“
東昌
(
とうしょう
)” の例文
燕王張玉の死を聞きて
痛哭
(
つうこく
)
し、諸将と語るごとに、
東昌
(
とうしょう
)
の事に及べば、曰く、張玉を失うより、
吾
(
われ
)
今に至って寝食安からずと。
涕
(
なみだ
)
下りて
已
(
や
)
まず。諸将も皆泣く。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
盛庸と鉄鉉とは兵を率いて
其
(
その
)
後
(
のち
)
を
躡
(
ふ
)
み、
東昌
(
とうしょう
)
に営したり。
此
(
この
)
時
(
とき
)
北軍
却
(
かえ
)
って南に
在
(
あ
)
り南軍却って北に在り。北軍南軍相戦わざるを得ざるの
勢
(
いきおい
)
成りて東昌の激戦は遂に開かれぬ。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
初め
燕王
(
えんおう
)
の師の
出
(
い
)
づるや、
道衍
(
どうえん
)
曰
(
いわ
)
く、師は
行
(
ゆ
)
いて必ず
克
(
か
)
たん、たゞ両日を
費
(
ついや
)
すのみと。
東昌
(
とうしょう
)
より
還
(
かえ
)
るに及びて、王多く精鋭を失い、
張玉
(
ちょうぎょく
)
を
亡
(
うしな
)
うを
以
(
もっ
)
て、意
稍
(
やや
)
休まんことを欲す。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
東
常用漢字
小2
部首:⽊
8画
昌
漢検準1級
部首:⽇
8画
“東”で始まる語句
東
東京
東雲
東風
東山
東寺
東南
東屋
東方
東路