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杜絶
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とだえ
ふりがな文庫
“
杜絶
(
とだえ
)” の例文
幽明交通
(
ゆうめいこうつう
)
の
途
(
みち
)
が
杜絶
(
とだえ
)
ているせいか、
近頃
(
ちかごろ
)
の
人間
(
にんげん
)
はまるきり
駄目
(
だめ
)
じゃ……。
昔
(
むかし
)
の
人間
(
にんげん
)
にはそれ
位
(
くらい
)
のことがよく
判
(
わか
)
っていたものじゃが……。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
大日輪がご病気になられたのだから見ると悪い——その意はこの日に何か人の命に
障
(
さわ
)
る毒が降るともいうので——人の通りが全く
杜絶
(
とだえ
)
た。木も悲しめば、草も悲しむという。
不思議な鳥
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
つまり
私
(
わたくし
)
の二百
年間
(
ねんかん
)
のその
日
(
ひ
)
その
日
(
ひ
)
はいつも
御弊
(
ごへい
)
と一
体
(
たい
)
、
夜分
(
やぶん
)
参拝者
(
さんぱいしゃ
)
が
杜絶
(
とだえ
)
た
時分
(
じぶん
)
になって
初
(
はじ
)
めて
自分
(
じぶん
)
に
返
(
かえ
)
って
御弊
(
ごへい
)
から
離
(
はな
)
れると
言
(
い
)
った
塩梅
(
あんばい
)
なのでございます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
“杜絶”の意味
《名詞》
杜絶(とぜつ 「途絶」に「同音の漢字による書きかえ」がなされる)
今まで続いていた物事が途中で絶えること。
(出典:Wiktionary)
杜
漢検準1級
部首:⽊
7画
絶
常用漢字
小5
部首:⽷
12画
“杜”で始まる語句
杜
杜鵑
杜若
杜撰
杜松
杜甫
杜氏
杜切
杜国
杜鵑花