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杉野氏
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すぎのし
ふりがな文庫
“
杉野氏
(
すぎのし
)” の例文
翌日
(
よくじつ
)
は
晩
(
ばん
)
とも
言
(
い
)
はず、
午
(
ひる
)
からの
御馳走
(
ごちそう
)
。
杉野氏
(
すぎのし
)
の
方
(
はう
)
も、
通勤
(
つうきん
)
があるから
留主
(
るす
)
で、
同夫人
(
どうふじん
)
と、
夫人同士
(
ふじんどうし
)
の
御招待
(
ごせうだい
)
で、
即
(
すなは
)
ち(
二
(
に
)
の
膳
(
ぜん
)
出
(
い
)
づ。)である。
火の用心の事
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
一年
(
あるとし
)
先生
(
せんせい
)
は
名古屋
(
なごや
)
へ
遊
(
あそ
)
んで、
夫人
(
ふじん
)
とは、この
杉野氏
(
すぎのし
)
を
通
(
つう
)
じて、
知
(
し
)
り
合
(
あひ
)
に
成
(
な
)
んなすつたので。……お
前
(
まへ
)
たち。
火の用心の事
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
角
(
かく
)
はまは、
名古屋通
(
なごやつう
)
で
胸
(
むね
)
をそらした
杉野氏
(
すぎのし
)
を
可笑
(
をか
)
しがつて、
當時
(
たうじ
)
、
先生
(
せんせい
)
が
御支配人
(
ごしはいにん
)
を
戲
(
たはむ
)
れにあざけつた
渾名
(
あだな
)
である。
御存
(
ごぞん
)
じの
通
(
とほ
)
り(
樣
(
さま
)
)を
彼地
(
かのち
)
では(はま)といふ。……
火の用心の事
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
杉
常用漢字
中学
部首:⽊
7画
野
常用漢字
小2
部首:⾥
11画
氏
常用漢字
小4
部首:⽒
4画
“杉野”で始まる語句
杉野
杉野喜精氏