“御支配人”の読み方と例文
読み方割合
ごしはいにん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
追(お)つてこの金色夜叉夫人(こんじきやしやふじん)が電話口(でんわぐち)でその人(ひと)を呼(よび)だすのを聞(き)くと、「あゝ、もし/\御支配人(ごしはいにん)、……」だから御支配人(ごしはいにん)であつた。
火の用心の事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
角(かく)はまは、名古屋通(なごやつう)で胸(むね)をそらした杉野氏(すぎのし)を可笑(をか)しがつて、當時(たうじ)、先生(せんせい)が御支配人(ごしはいにん)を戲(たはむ)れにあざけつた渾名(あだな)である。御存(ごぞん)じの通(とほ)り(樣(さま))を彼地(かのち)では(はま)といふ。……
火の用心の事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
その何家(なにや)だか知(し)らないが、御支配人(ごしはいにん)がズツと先生(せんせい)を導(みちび)くと、一(ひと)つゑぐらうといふ數寄屋(すきや)がかりの座敷(ざしき)へ、折目(をりめ)だかな女中(ぢよちう)が、何事(なにごと)ぞ、コーヒー入(いり)の角砂糖(かくざたう)を捧(さゝ)げて出(で)た。
火の用心の事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)