“數寄屋”の読み方と例文
新字:数寄屋
読み方割合
すきや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、兎に角、近頃の大物で、番所へ止め置くわけにも行かず、平次、ガラツ八、勘助の三人で數寄屋すきや橋まで送らうと言ふ時
その何家なにやだからないが、御支配人ごしはいにんがズツと先生せんせいみちびくと、ひとつゑぐらうといふ數寄屋すきやがかりの座敷ざしきへ、折目をりめだかな女中ぢよちうが、何事なにごとぞ、コーヒーいり角砂糖かくざたうさゝげてた。
火の用心の事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)