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朱能
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しゅのう
天
耶、
時耶、燕王の胸中
颶母まさに動いて、
黒雲飛ばんと欲し、
張玉、
朱能等の猛将
梟雄、眼底紫電
閃いて、雷火発せんとす。
四年正月、燕の
先鋒李遠、
徳州の
裨将葛進を
滹沱河に破り、
朱能もまた平安の将
賈栄等を
衡水に破りて
之を
擒にす。
燕王衝撃
甚だ
力むれども
出づることを得ず、
殆んど其の
獲るところとならんとす。
朱能、
周長等、王の急を見、
韃靼騎兵を
縦って庸の軍の東北角を撃つ。庸
之を
禦がしめ、
囲やゝ
緩む。