“しゅのう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
朱能50.0%
主脳50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とき耶、燕王の胸中颶母ばいぼまさに動いて、黒雲こくうん飛ばんと欲し、張玉ちょうぎょく朱能しゅのうの猛将梟雄きょうゆう、眼底紫電ひらめいて、雷火発せんとす。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
四年正月、燕の先鋒せんぽう李遠、徳州とくしゅう裨将ひしょう葛進かっしん滹沱河こだかに破り、朱能しゅのうもまた平安の将賈栄かえい衡水こうすいに破りてこれとりこにす。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
燕王衝撃はなはつとむれどもづることを得ず、ほとんど其のるところとならんとす。朱能しゅのう周長しゅうちょう等、王の急を見、韃靼だったん騎兵をはなって庸の軍の東北角を撃つ。庸これふせがしめ、かこみやゝゆるむ。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
調べ室は金モールのまぶしい主脳しゅのう警官と、人相のよくない刑事連中の間に、京ぼんをはさんで場面はいとも緊張している。
電気看板の神経 (新字新仮名) / 海野十三(著)