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未明
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まだき
ふりがな文庫
“
未明
(
まだき
)” の例文
こういうところを
朝
(
あさ
)
未明
(
まだき
)
に旅をするのは実に旅行中の最大愉快である。湖辺に沿うて行くこと五里ばかりにして朝
五
(
九
)
時頃に山の間の小さな流れのところに着きました。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
我
(
わ
)
が
朝日新聞社員
(
あさひしんぶんしやゐん
)
横川勇次氏
(
よこかはゆうじし
)
を送らんと、
朝
(
あさ
)
未明
(
まだき
)
に
起
(
おき
)
出
(
いで
)
て、
顔
(
かほ
)
洗
(
あら
)
ふ
間
(
ま
)
も心せはしく車を
急
(
いそが
)
せて
向島
(
むかふじま
)
へと
向
(
むか
)
ふ、
常
(
つね
)
にはあらぬ
市中
(
しちう
)
の
賑
(
にぎ
)
はひ、三々五々
勇
(
いさ
)
ましげに
語
(
かた
)
り
合
(
あ
)
ふて
隅田の春
(新字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
杏雲堂側面
未明
(
まだき
)
は暗き窻あけて
混
(
こ
)
み合ひの屋根に霜の置く見つ
黒檜
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
十二月二十日は前夜来大分に雪が降りましたので朝
未明
(
まだき
)
に雪を踏み分けながら川に沿うて東南にのぼって参りますとブラマプトラ川の
川洲
(
かわす
)
——砂原のあちこちに夜来の雪が残って居ります。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
霜の
煙
(
け
)
の
未明
(
まだき
)
はこもる渡し場に子と出て見居り汐の満つるを
海阪
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
▼ もっと見る
君がため
未明
(
まだき
)
に起きて梅のはな見に來りけりまさやけき花
白南風
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
君がため
未明
(
まだき
)
に起きて梅のはな見に来りけりまさやけき花
白南風
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“未明”の意味
《名詞》
未明(みめい)
まだ夜が明けきらない頃。
(出典:Wiktionary)
“未明”の解説
未明(みめい)は、明け方に空が白み始める前の時間帯。
(出典:Wikipedia)
未
常用漢字
小4
部首:⽊
5画
明
常用漢字
小2
部首:⽇
8画
“未”で始まる語句
未
未曾有
未練
未亡人
未刻
未来
未來
未熟
未知
未嘗