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あさかげ
ふりがな文庫
“
朝光
(
あさかげ
)” の例文
智恵子は堅く目を
瞑
(
つぶ
)
つて、幽かに唸りながら、不図、今し方
戸外
(
そと
)
へ出た時まだ日出前の水の様な
朝光
(
あさかげ
)
が、快く流れてゐた事を思出した。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
朝光
(
あさかげ
)
よ
雲居
(
くもゐ
)
立ち立ち、
夕光
(
ゆふかげ
)
よ
潮
(
うしほ
)
満ち満つ。げにここは
耶馬台
(
やまと
)
の国、
不知火
(
しらぬひ
)
や筑紫潟、我が
郷
(
さと
)
は善しや。
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
智惠子は堅く目を瞑つて、幽かに唸りながら、不※、今し方戸外へ出た時まだ日の出前の水の樣な
朝光
(
あさかげ
)
が、快く流れてゐた事を思ひ出した。
鳥影
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
墨を磨り若かへるでは
朝光
(
あさかげ
)
のすずしきがほどをゆとりもたなむ
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
朝光
(
あさかげ
)
にあかき芙蓉をほめてゐてすがすがし妻と
麺麭
(
パン
)
もぎり食ふ
風隠集
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
▼ もっと見る
ゆたに立ちて乳をしぼらせてゐたりけり
母牛
(
おやうし
)
はよしこの
朝光
(
あさかげ
)
を
海阪
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
焼場道ややに咲きつぐ木はちすのよき
朝光
(
あさかげ
)
となりて来らしも
風隠集
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
朝光
(
あさかげ
)
のほのくれなゐの
茱萸
(
ぐみ
)
のはな目にあきらけき雨を保てり
海阪
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
朝光
(
あさかげ
)
に牝牛曳き出だししぼる乳の
雑草
(
あらくさ
)
をうつ
新
(
にひ
)
ほとばしり
海阪
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
吾が宿の
朝光
(
あさかげ
)
ごとに咲く花の芙蓉の盛りおとろへにけり
風隠集
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
朝光
(
あさかげ
)
の
此方
(
こなた
)
ゆ射せば縞目なす
高粱
(
カオリヤン
)
の根は雪のごと見ゆ
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
朝光
(
あさかげ
)
の貴く
明
(
あか
)
き
御産殿
(
みうぶや
)
に國母は
坐
(
ま
)
さめ
御眼
(
みめ
)
なごやかに
白南風
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
朝光
(
あさかげ
)
の貴く
明
(
あか
)
き
御産殿
(
みうぶや
)
に国母は
坐
(
ま
)
さめ
御眼
(
みめ
)
なごやかに
白南風
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
朝光
(
あさかげ
)
。
海豹と雲
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
朝
常用漢字
小2
部首:⽉
12画
光
常用漢字
小2
部首:⼉
6画
“朝”で始まる語句
朝
朝夕
朝飯
朝臣
朝餉
朝日
朝食
朝靄
朝陽
朝鮮