“書庫”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふみぐら40.0%
しよこ20.0%
ほんばこ20.0%
ライブラリー20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「さてさて。若殿にはご幼少から、よく足利学校の書庫ふみぐらで、沢山な書をごらんなので」
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
金庫きんこ書庫しよこ土藏どぞうにはおの/\おほきさに相應そうおうする器物きぶつたとへば土藏どぞうならばばけつ)にみづくこと。これは内部ないぶ貴重品きちようひん蒸燒むしやきになるのをふせぐためである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
清三もこれに励まされて、いろいろなしょを読んだ。主僧に頼んで、英語を教えてもらったり、その書庫ほんばこの中から論理学や哲学史などを借りたりした。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
「一寸こつちへいて来たまへ、君にはまだ自宅うち書庫ライブラリーを見せなかつたね。」