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昏愚
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こんぐ
しかも高時その者たるや、性
昏愚にして放縦無頼、
酣飲を事として
政を忘れ、闘犬、田楽にその日を過ごす。
此地山中なれば
村夫等昏愚にして夜光の玉なる事をしらず、
敢てたづねもとむる者もなかりしに、其秋の
洪水に夜光の玉ふたゝびながれて
所在を
失ひしとぞ。
十度、これを
洗ひたるものは、
生れし
兒 清秀にして
貴し。
洗ふこと
二三度なるものは、
尋常中位の
人、まるきり
洗濯をしないのは、
昏愚、
穢濁にして、
然も
淫亂だ、と
教へたのである。
此地山中なれば
村夫等昏愚にして夜光の玉なる事をしらず、
敢てたづねもとむる者もなかりしに、其秋の
洪水に夜光の玉ふたゝびながれて
所在を
失ひしとぞ。