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旧暦
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きゅうれき
ふりがな文庫
“
旧暦
(
きゅうれき
)” の例文
旧暦
(
きゅうれき
)
で正月をするのがこの近在の習慣なので、町はいつもに変わらずしんとして、赤い腰巻をした田舎娘も見えなかった。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
旧暦
(
きゅうれき
)
八月十七日の
晩
(
ばん
)
、おらは
酒
(
さけ
)
のんで早く
寝
(
ね
)
た。おおい、おおいと
向
(
む
)
こうで
呼
(
よ
)
んだ。
起
(
お
)
きて
小屋
(
こや
)
から出てみたら、お月さまはちょうどそらのてっぺんだ。
ざしき童子のはなし
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
暦
(
こよみ
)
も、
新暦
(
しんれき
)
よりは、
旧暦
(
きゅうれき
)
のほうが
季節
(
きせつ
)
の
移
(
うつ
)
り
変
(
か
)
わりによく
合
(
あ
)
っているといっていました。
さかずきの輪廻
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
里
(
さと
)
ですらもう寒い
旧暦
(
きゅうれき
)
の冬十月だった。山上の寒さは
骨身
(
ほねみ
)
にしみる。
私本太平記:12 湊川帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
この日、
旧暦
(
きゅうれき
)
の五月二十五日は新暦の七月十二日にあたる。
私本太平記:12 湊川帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
旧暦
(
きゅうれき
)
の六月二十四日の晩でした。
二十六夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
旧暦
(
きゅうれき
)
六月二十六日の晩でした。
二十六夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
“旧暦”の意味
《名詞》
旧暦(きゅうれき)
暦法が変更された場合における、古い方の暦法。
グレゴリオ暦以外の暦法。
(出典:Wiktionary)
“旧暦”の解説
旧暦(きゅうれき)とは、改暦があった場合のそれ以前に使われていた暦法のことである。改暦後の暦法は新暦。多くの国ではグレゴリオ暦が現行暦のため、グレゴリオ暦の前の暦法を指す.
(出典:Wikipedia)
旧
常用漢字
小5
部首:⽇
5画
暦
常用漢字
中学
部首:⽇
14画
“旧”で始まる語句
旧
旧家
旧臘
旧弊
旧套
旧時
旧来
旧跡
旧友
旧廬