トップ
>
施
>
つ
ふりがな文庫
“
施
(
つ
)” の例文
だってなんぼ色がお
白
(
しろい
)
ッてあんなに……
私
(
わたくし
)
も
家
(
うち
)
にいる時分はこれでもヘタクタ
施
(
つ
)
けたもんでしたがネ、
此家
(
こちら
)
へ上ッてからお正月ばかりにして不断は施けないの
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
年紀
(
とし
)
は十六七でネ、随分
別品
(
べっぴん
)
は……別品だッたけれども、束髪の癖にヘゲル程
白粉
(
おしろい
)
を
施
(
つ
)
けて……薄化粧なら宜けれども、あんなに施けちゃア厭味ッたらしくッてネー……オヤ好気なもんだ
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
艶
(
つや
)
やかな黒髪を惜気もなくグッと
引詰
(
ひっつ
)
めての束髪、
薔薇
(
ばら
)
の
花挿頭
(
はなかんざし
)
を
揷
(
さ
)
したばかりで
臙脂
(
べに
)
も
甞
(
な
)
めねば
鉛華
(
おしろい
)
も
施
(
つ
)
けず、
衣服
(
みなり
)
とても糸織の
袷衣
(
あわせ
)
に友禅と紫繻子の腹合せの帯か何かでさして取繕いもせぬが
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
“施”の解説
施(し)は、漢姓の一つ。
(出典:Wikipedia)
施
常用漢字
中学
部首:⽅
9画
“施”を含む語句
施行
施物
施術
法施
大施餓鬼
施主
施与
施薬院
施米
施療
施為
御布施
小布施
布施物
施策
施療院
施療所
信施
布施
西施
...