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敷居際
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しきゐぎは
ふりがな文庫
“
敷居際
(
しきゐぎは
)” の例文
店で働いて居るだけに、
如才
(
じよさい
)
のないことはお縫と反對で、
敷居際
(
しきゐぎは
)
に手を突いて、支配人と平次の顏を等分に見上げました。
銭形平次捕物控:020 朱塗りの筐
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
いきりの
立
(
た
)
つ、
温
(
あたゝか
)
いのを
二串
(
ふたくし
)
取
(
と
)
つて、
例
(
れい
)
の
塗下駄
(
ぬりげた
)
をカタ/\と——
敷居際
(
しきゐぎは
)
で
松の葉
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
宗助
(
そうすけ
)
は
敷居際
(
しきゐぎは
)
に
跪
(
ひざま
)
づいて
形
(
かた
)
の
如
(
ごと
)
く
拜
(
はい
)
を
行
(
おこ
)
なつた。すると
座敷
(
ざしき
)
の
中
(
なか
)
で
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
書院
(
しよゐん
)
へ通すべし
對面
(
たいめん
)
せんとの
仰
(
おほせ
)
なり是に依て侍ひ中御廣書院へ
案内
(
あんない
)
せらる最早中納言樣には御書院に入せられ御
寢衣
(
ねまき
)
の
儘
(
まゝ
)
御着座遊
(
おんちやくざあそ
)
ばさる越前守には
敷居際
(
しきゐぎは
)
に
平伏
(
へいふく
)
せらる時に中納言樣には越前近ふ/\との御
言葉
(
ことば
)
に越前守は少し座を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
宗助
(
そうすけ
)
は
其
(
その
)
敷居際
(
しきゐぎは
)
へ
來
(
き
)
て
留
(
と
)
まつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
敷
常用漢字
中学
部首:⽁
15画
居
常用漢字
小5
部首:⼫
8画
際
常用漢字
小5
部首:⾩
14画
“敷居”で始まる語句
敷居
敷居越