“打通”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うちとほ50.0%
ぶっとお25.0%
ぶつとほ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
う申さばおまへさまのおこヽろにはなんんなものたヽきつけてかへしたしとおぼしめすからねど、かみまいにも眞實まことのこもるおこヽろざしをいたゞものぞかし、其御恩そのごおんなんともおもはず、一れんといふ三百六十五日打通うちとほして
経つくゑ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
けれども紙で拭いたその血を行燈の光で見るとおびただしいもので、黒く固まってドロドロして、しかもそれが一帖の畳紙たとう打通ぶっとおしてみるほどに押出して、まだ止まらないのです。
大菩薩峠:14 お銀様の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
八時間打通ぶつとほしの労働で、一日に勘定出来る高は、銀貨で三万二千弗になる。