“ぶっとお”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
打貫50.0%
打通50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
婆「指物とア…ムヽ箱をこせえるのだね、…不器用なこんだ、箱を拵えるぐれえで足い鑿い打貫ぶっとおすとア」
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
けれども紙で拭いたその血を行燈の光で見るとおびただしいもので、黒く固まってドロドロして、しかもそれが一帖の畳紙たとう打通ぶっとおしてみるほどに押出して、まだ止まらないのです。
大菩薩峠:14 お銀様の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)