“才識”の読み方と例文
読み方割合
さいしき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
駿河臺するがだい紅梅町こうばいちやうにそのほる明治めいぢ功臣こうしん竹村子爵たけむらししやくとの尊稱そんしよう千軍万馬せんぐんまんばのうちにふくみし、つぼみのはなひらけるにや、それ次男じなんみどりとて才識さいしきらびそなはる美少年びせうねん
たま襻 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
若くして、禅味をふくみ、才識さいしきのひらめき、三りゃく学胆がくたん、すでに彼は、名将のうつわと、一般から見られていたが——こんな事にもびくともおどろかずにいられるほどな偶像的人格ではない。
上杉謙信 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「あれは余り才識さいしきすぎる」
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)