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手提革包
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てさげかばん
ふりがな文庫
“
手提革包
(
てさげかばん
)” の例文
私
(
わたくし
)
は
元來
(
ぐわんらい
)
膝栗毛的
(
ひざくりげてき
)
の
旅行
(
りよかう
)
であるから、
何
(
なに
)
も
面倒
(
めんだう
)
はない、
手提革包
(
てさげかばん
)
一個
(
ひとつ
)
を
船室
(
キヤビン
)
の
中
(
なか
)
へ
投込
(
なげこ
)
んだまゝ
直
(
す
)
ぐ
春枝夫人等
(
はるえふじんら
)
の
船室
(
キヤビン
)
へ
訪
(
おと
)
づれた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
二階へ上ってから手早く鏡台や何かの引出しをあけて手紙や
請取書
(
うけとりしょ
)
などの有無を調べ、
押入
(
おしいれ
)
からトランクと
行李
(
こうり
)
と
手提革包
(
てさげかばん
)
を引ずり出した後、外へ
駈出
(
かけだ
)
し、円タクを二台呼んで来て
ひかげの花
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
予
(
あらかじ
)
め訪問日を問合さず突然に来た事を謝して取次を頼んで居ると、
細
(
ほそ
)
やかな姿の少し
白髪
(
しらが
)
のある四十五六歳の婦人が、薄鼠色の服を着て
黄金
(
きん
)
の
総
(
ふさ
)
の
下
(
さが
)
つた小さな
手提革包
(
てさげかばん
)
を持ち
乍
(
なが
)
ら
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
原を横ぎる時、自分は
一個
(
ひとつ
)
の
手提革包
(
てさげかばん
)
を拾った。
酒中日記
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
提
常用漢字
小5
部首:⼿
12画
革
常用漢字
小6
部首:⾰
9画
包
常用漢字
小4
部首:⼓
5画
“手提革”で始まる語句
手提革鞄