惡巧わるだくみ)” の例文
新字:悪巧
取りてまたたのしむべしうへ此方の仕向しむけによりむこの方より出てゆくときかねかへさずにすむ仕方しかたは如何ほども有べしとおつねちう八の惡巧わるだくみにて種々しゆ/″\に言なしつひに又七を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
なし京都にありし頃佐々木安田の兩人は惡巧わるだくみにより稻葉家の家老稻葉勘解由をあざむき金三千三百兩をかすめ取しことを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
打忘れ益倍ます/\惡心増長して今度大橋文右衞門へ百兩の云懸いひかかりをせし事言語同斷ごんごどうだん曲者くせものなりおのれ是を盜み取て文右衞門におはせんとの惡巧わるだくみ又主人五兵衞が悴五郎藏のよめに不義を仕懸しかけしゆゑお秀は耐兼たへかね逃出にげいだしたるを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)