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快
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こころ
ふりがな文庫
“
快
(
こころ
)” の例文
人にわが不平を訴えんとするとき、わが不平が徹底せぬうち、先方から
中途半把
(
ちゅうとはんぱ
)
な
慰藉
(
いしゃ
)
を与えらるるのは
快
(
こころ
)
よくないものだ。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
朝廷においてはその権の
半
(
なかば
)
を譲りたまうことなれば、
快
(
こころ
)
よく許可したまうべきや
否
(
いな
)
や、いまだ知るべからず。
民選議院の時未だ到らざるの論
(新字新仮名)
/
神田孝平
(著)
そして犬の血のついたままの脇差を
逆手
(
さかて
)
に持って、「お
鷹匠衆
(
たかじょうしゅう
)
はどうなさりましたな、お
犬牽
(
いぬひ
)
きは
只今
(
ただいま
)
参りますぞ」と
高声
(
たかごえ
)
に言って、一声
快
(
こころ
)
よげに笑って、腹を十文字に切った。
阿部一族
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
すると右手の絵馬堂から
快
(
こころ
)
よさそうな
鼾
(
いびき
)
の声が二人の耳へ聞こえて来た。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
私は
快
(
こころ
)
よくそれらの青年に接した。そうして彼らの来意を
確
(
たし
)
かめた。
硝子戸の中
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“快”の意味
《名詞》
(カイ) 気持ちがよいこと。
(出典:Wiktionary)
“快(
快感
)”の解説
快感(かいかん、el: ἡδονή, 、la: voluptas、en: pleasure)は、気持ち良いと感じる事。快楽(かいらく)、享楽(きょうらく)とも。喜び・幸せ・満足等の感情と密接に結びついている。
(出典:Wikipedia)
快
常用漢字
小5
部首:⼼
7画
“快”を含む語句
爽快
愉快
不快
全快
快活
快方
快楽
快濶
快癒
快樂
快走艇
心快
明快
快適
快感
快哉
不愉快
痛快
快諾
快然
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