“明快”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めいかい50.0%
はっきり25.0%
めいくわい25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうはいったが、検事も「もし犯人が金属Qならば」の仮定をおいて、答がずばりとでるその明快めいかいさには、心をうごかされているようすであった。
金属人間 (新字新仮名) / 海野十三(著)
婆さんはしばらく手をひざの上にせて、何事も云わずに古いぜにおもてをじっと注意していたが、やがて考えの中心点が明快はっきりまとまったという様子をして
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
こゝろのなかで、これ神經衰弱しんけいすゐじやく結果けつくわむかしやう機敏きびん明快めいくわい判斷はんだんを、すぐつくげるあたまくなつた證據しようこだらうと自覺じかくした。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)