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微震
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びしん
ふりがな文庫
“
微震
(
びしん
)” の例文
乾酪
(
ちいず
)
の
中
(
なか
)
で、いくら
虫
(
むし
)
が
動
(
うご
)
いても、
乾酪
(
ちいず
)
が
元
(
もと
)
の位置にある
間
(
あひだ
)
は、気が付かないと同じ事で、代助も此
微震
(
びしん
)
には殆んど自覚を有してゐなかつた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
噴火
(
ふんか
)
の
間際
(
まぎは
)
になると、
極
(
きは
)
めて
狹
(
せま
)
い
範圍
(
はんい
)
のみに
感
(
かん
)
ずる
地震
(
ぢしん
)
、
即
(
すなは
)
ち
局部
(
きよくぶ
)
の
微震
(
びしん
)
が
頻々
(
ひんぴん
)
に
起
(
おこ
)
ることが
通常
(
つうじよう
)
である。
地表近
(
ちひようちか
)
くに
進出
(
しんしゆつ
)
して
來
(
き
)
た
蒸氣
(
じようき
)
が、
地表
(
ちひよう
)
を
破
(
やぶ
)
らうとする
働
(
はたら
)
きのために
起
(
おこ
)
るものであらう。
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
“微震”の意味
《名詞》
(context、seismology)静止している人や敏感な人などのみが感じられる程度の弱い地震。
(出典:Wiktionary)
微
常用漢字
中学
部首:⼻
13画
震
常用漢字
中学
部首:⾬
15画
“微”で始まる語句
微笑
微
微塵
微風
微行
微妙
微暗
微酔
微醺
微温