トップ
>
後刻
>
ごこく
ふりがな文庫
“
後刻
(
ごこく
)” の例文
揉
(
もみ
)
ながら
今晩
(
こんばん
)
は何分
御泊
(
おとめ
)
申こと出來難く其譯は今夜村の寄合にて
後刻
(
ごこく
)
は大勢集まり候間御氣のどくながら
御宿
(
おやど
)
は
御斷
(
おことわ
)
り申上ると云けるに武士は
其
(
そ
)
の
樣子
(
やうす
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
雨乞
(
あまごい
)
の雨は、いづれ
後刻
(
ごこく
)
の事にして、其のまゝ壇を
降
(
くだ
)
つたらば無事だつたらう。
処
(
ところ
)
が、
遠雷
(
えんらい
)
の音でも聞かすか、暗転に成らなければ、舞台に
馴
(
な
)
れた女優だけに幕が切れない。
伯爵の釵
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
「はい、それでは
後刻
(
ごこく
)
また伺いまする……それからあの、ただいま、太夫様に会うには会うようにして会えとおっしゃいましたが、それはどう致したらよろしゅうございましょう」
大菩薩峠:03 壬生と島原の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「ではまた、
後刻
(
ごこく
)
あらためてお目にかかりましょう」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「では
後刻
(
ごこく
)
に……」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
引連
(
ひきつれ
)
上野町の名主佐久間
某方
(
それがしかた
)
まで送り
行
(
ゆき
)
此者并びに具足櫃其外
後刻
(
ごこく
)
まで預るべしと申渡し又々火事場へ引返しけり是則ち享保四年
極月
(
ごくげつ
)
十三日の夜の事にて
漸々
(
やう/\
)
火事も
鎭
(
しづ
)
まりしかば上野の
御固
(
おんかた
)
めは
勿論
(
もちろん
)
武家方
(
ぶけがた
)
人數
(
にんず
)
町火消等
(
まちひけしら
)
も夫々に引取けるにより大岡越前守殿には
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“後刻”の意味
《名詞・形容動詞》
後程。後で。
(出典:Wiktionary)
後
常用漢字
小2
部首:⼻
9画
刻
常用漢字
小6
部首:⼑
8画
“後”で始まる語句
後
後生
後退
後方
後悔
後姿
後家
後手
後日
後世