“往時(わうじ)” の例文
日本(にほん)に往時(わうじ)高層建築(かうそうけんちく)はおほくなかつた。たゞ塔(たふ)には十三重(ぢう)まであり、城堡(ぜうほう)には七重(ぢう)の天守閣(てんしゆかく)まであり、宮室(きうしつ)には三層閣(さうかく)の例(れい)があるが、一般(ぱん)には單層(たんそう)を標準(へうじゆん)とする。
日本建築の発達と地震 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
で、その婦人は、宛(あたか)も往時(わうじ)の猶太人(ユダヤじん)が病人をベテスダの池に送つたやうに、この娘の病氣を癒(なほ)す爲めにこの學校へ送られたのである。で、私から先生方にも學監にもお願ひしたい。
往時(わうじ)を顧(かへり)みて感慨(かんがい)を催(もよふ)すの時(とき)、換骨脱體(くわんこつだつたい)なる語(ご)の意味(いみ)を始(はじ)めて解(かい)したるの思(おもひ)あり。
命の鍛錬 (旧字旧仮名) / 関寛(著)