トップ
>
彼
>
ああ
ふりがな文庫
“
彼
(
ああ
)” の例文
児太郎は、機嫌にまかせ、どうしたら
彼
(
ああ
)
いう目になるだろうと思われるくらい、
艶
(
つや
)
やかに光をうるませ、微笑んで自分でうなずいて見せた。
お小姓児太郎
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
一体は亀屋の亭主に御前の身の上あらまし
聞
(
きき
)
て、失礼ながら
愍然
(
かわいそう
)
な事や、
私
(
わたし
)
が神か仏ならば、
斯
(
こう
)
もしてあげたい
彼
(
ああ
)
もしてやり
度
(
たい
)
と思いましたが、それも出来ねばせめては
心計
(
こころばかり
)
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
彼
(
ああ
)
なって
斯
(
こ
)
うなったという筋道を知っているが為に、人を
卑
(
さげす
)
んでそんなことを言うが、仮令見る影もない貧乏な
生計
(
くらし
)
をして来ようとも、また其の間が何ういう関係であったろうとも
別れたる妻に送る手紙
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
“彼”の意味
《代名詞》
(か:古語) 遠称。あれ、あちら、あの。
(かれ)三人称。
《名詞》
(かれ)ボーイフレンド又は男性の恋人。
(出典:Wiktionary)
彼
常用漢字
中学
部首:⼻
8画
“彼”を含む語句
彼方
彼女
彼処
彼方此方
彼地
彼奴
彼様
彼岸
彼家
彼処此処
彼處
彼此
彼得
彼等
彼奴等
彼樣
彼是
誰彼
彼所
彼男
...