“弱竹”の読み方と例文
読み方割合
なよたけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雨(あめ)の日(ひ)のつれ/″\に、佛(ほとけ)、教(をし)へてのたまはく、昔(むかし)某(それ)の國(くに)に一婦(いつぷ)ありて女(ぢよ)を生(う)めり。此(こ)の婦(をんな)恰(あたか)も弱竹(なよたけ)の如(ごと)くにして、生(うま)れし女(むすめ)玉(たま)の如(ごと)し。
妙齢 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
きわめて弱い人が強さをしいてつけているのは弱竹(なよたけ)のようで、さすがに折ることはできなかった。
源氏物語:02 帚木 (新字新仮名) / 紫式部(著)
これは「人生婦人の身と為(な)る勿(なか)れ、百年の苦楽他人に頼(よ)る」とか、女は氏(うじ)なくして玉の輿(こし)とかいう如き、東洋流の運命観から出た、弱竹(なよたけ)の弱々しい頼他的根性から来たのである。
夫婦共稼ぎと女子の学問 (新字新仮名) / 大隈重信(著)